2024/10/16修正して更新
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HPVウイルスにより発症する「尋常性イボ」について、皮膚科の治療薬について解説しています。
サリチル酸は、皮膚の角質を軟化させる薬、尋常性イボだけでなく、タコ・ウオノメ・水虫の治療薬としても使われています。
日本では、サリチル酸を使用した薬が市販され、代表的な薬にイボコロリ・ウオノメコロリ絆創膏などがあります。
皮膚科の薬剤としては、成人の場合サリチル酸が5%〜10%含有が医療用医薬品として認可され、サリチル酸ワセリン軟膏という薬剤名で尋常性イボの治療に処方されています。
治療は1日1〜2回ほど患部に塗って行ないますが、通常は液体窒素による凍結療法と組み合わせて実施されるケースが多くあります。
尋常性イボだけでなく、肌荒れが気になる・肌をキメ細かくしたいなどのために服用しても効果がある生薬です。
市販されているヨクイニンを含む商品では、イポケアEX・ビタトレール ヨクイニン錠・本草 ヨクイニン錠Sなどがあります。
ヨクイニンを含有する薬は、直接イボがある部分に湿布するケース、錠剤として服用するケースがあります。
イボに塗ると組織腐食作用を起こし、患部の細胞を破壊しイボを取り除くモノクロロ酢酸は強い酸です。
モノクロロ酢酸は劇物指定薬品のため、厳重な取り扱いが必要になります。
イボ(尋常性イボ)の薬は、サリチル酸・ヨクイニン・モノクロロ酢酸の3成分。
モノクロロ酢酸は劇物指定薬品のため、施術は医師の指示に従うこと。
5%サリチル酸ワセリン軟膏は、CLINIC FOR (クリニックフォア)が、オンライン診療で処方可能。